C#エンジニア養成読本を読んだ

技術評論社から出版されているC#エンジニア養成読本が届いたので読んでみました。

内容

• C#の現在/過去/未来
  →C#の登場した背景に始まり、最新までの歴史をざっと振り返る

• C#プログラミング"超"入門
  →Hello, Worldから始まり、オブジエクト志向プログラミングの説明、.NETでよく使うクラスライブラリの解説

• クラスプラットフォーム.NETの世界
  →Mac OS XでASP.NET 5 Webアプリを作成・実行する方法を紹介

• C#によるクロスプラットフォーム開発
  →Xamarinを使用したスマートフォン/タブレットアプリ開発を紹介

• Sansanを支えるチーム開発

  • Gitによるバージョン管理
  • NUnitによるユニットテスト
  • Jenkins、MSBuild、NuGetによる継続的インテグレーション
    →Git、NUnitの使い方を説明し、Github上のソースビルドとNUnitによるユニットテストをJenkinsで実行する方法を説明
    Sansan社で使用しているプロジェクト管理ツールやコミュニケーションツールについても紹介

感想

• 内容的には広く浅くなのでそれぞれについて深い知識を得たい場合は別途専門書を読んだ方が良いと思います。
• Sansan社が普段どのようなツールを使用して開発をしているかが興味深かったです。
• CIについては今までやったことないので手始めとしてこの本の通りにやってみようと思います。
• コミュニケーションツールはあくまでプロジェクトを円滑に進めるための手段であるので無理に使う必要は無いというのが開発現場のリアルな声だと感じました。
  （例えば、2人チームで席が隣同士ならツールを使ってコミュニケーション取るより直接会話した方が良い場合もある）